図は
TOPIX企業の過去5年間の超過リターンを
縦軸にROEの水準(8%)と、従業員の過去3年間の成長率をパラメターにして4象限に分割したものである。
TOPIX企業の過去5年間の超過リターンを
縦軸にROEの水準(8%)と、従業員の過去3年間の成長率をパラメターにして4象限に分割したものである。
結果は、第1象限(144.9%)、第2象限(21.3%)、第3象限(-72.2%),第4象限(-88.5%)となっている。
ROEと従業員の成長性を両立できている企業群(第1象限)の超過リターン(144.9%)は、ROEのみが高い企業群(21.3%)も、最も高く、約7倍の超過リターンを生み出していることがわかる。
投資に有用なKPIとしての条件に、①持続性と②予測可能性の2つの条件がある。持続性は過去のトレンドのが高ければその高さが持続すること、相関が高く、つまり平均回帰しにくいものである。予測可能性はそのKPIを用いる妥当性でもあり、超過リターンとの相関の高さで測ることができる。
これは過去のデータではあるが、2つの条件を満たしており、予測に用いることの妥当性はある。
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