上場企業に関するネット上での書き込みが、株価を大きく動かすケースが見られる。最近では、PCデポのケースです。。
そのプロセスをまとめると、
あるイベントが発生し、隠されたESG課題が顕在化し、そのESG課題が将来の財務問題となると多くの投資家が考え方をシフトさせる。結果として、株価を大きく動かす。
あるイベントが発生し、隠されたESG課題が顕在化し、そのESG課題が将来の財務問題となると多くの投資家が考え方をシフトさせる。結果として、株価を大きく動かす。
そのイベントが顕在化するのに、社会通念に影響を与える上で、ネット、ネット上の書き込みが大きな役割を果たしている。
図は、ネット上での上場企業の書き込み数が多いかどうか次に、それがポジテイブなものか、ネガテイブなものかどうかで、企業の1かヶ月の株価変化率を見たものです。
ネットの書き込みが多く、かつ書き込み内容がポジテイブであった企業群18社の1か月の投資パフォーマンスは39.58%、ネガテイブは12社で投資パフォーマンスは-21%でした。
ネット上の書き込みが多いことは、その企業のボラテリティを高めることがわかります。ボラテリティは株価の最も重要な決定要因であるかつ、ネット上の書き込みが株価変動に先行しています。そういう意味で、ネット上の書き込みは投資のおける非常に重要な情報になることがわかりました。
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