2016年6月17日金曜日

6月3日bloombergセミナーの反響

63日のbloombergで講演させてもらいましたが、その講演の反響が未だにすごくです。Bloombergの担当者に機関投資家から私のプレゼン資料を送ってほしいという話がすごく多くて対応が大変とこぼしていました。
正直、私の資料の中でヒントを与えすぎてしまったかなという後悔の念もありますが、ESG投資業界の健全な発展のためにまあ良しとしましょう。
私が言いたいのは、
もっとESGデータを生かしてくださいとうことです。データの活かし方をもっと創造的に考えてくださいとうことです。
日本でESG投資のデータ解析ができる人がほとんどいません。大手証券会社の研究者のプレゼン資料を見ると小学生レベルです。データ処理の仕方を間違っているので(笑)この間の大和のレベルは酷かったなー。証券アナリストはいくらでもいますが、環境分野の修士レベルの知識も両方持ちあわせている人はほとんどいないです。ここがデータを活かせない根本原因の1つです。Bloomber社でもグローバルで数人レベルです。割によくわかっている人が1人いたんですが、4月からenergy セクターに移動になってました。ESGよりエネルギーの方がお金が動くみたいです(笑)。
また、投資業界のデータ解析のシステムが実はあまり高くないという不都合な真実もあります。すごく昔のシステムで古い言語使っているケースもまだあります。実は1億円で作った資産ポートフォリオ最適化システムを、新しくpythonで作ったら私は20万円で作れるんですけど、みたいな話が多すぎです(笑)
ビッグデータ革命時代の新常識は、
サンクコスト(埋没コスト)に囚われたら、自分が化石恐竜化するぞ、ということです。
インパクト評価もビッグデータで活用を図るというのが弊社の目指すスタンスです。この分野のデータ革命も後2-3年で世の中を変えるほどのインパクトをもたらすでしょう。

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