2016年6月13日月曜日

今、SDGsを企業戦略にどう統合するか?をテーマに資料作りをしています。
システム思考の考え方に氷山モデルがあります(図)。表に現れる現象は、実は裏のパターン、構造、そしてメンタルモデルに大きく左右されているというものです。
持続可能性を考える際にもメンタルモデルは大きな影響を及ぼしています。工業化時代のメンタルモデルと新しいメンタルモデルを比較すると以下のようになります。
工業化時代のメンタルモデル
・エネルギーは、無限かつ安価
・廃棄物を捨てる場所はいつでも十分にある
・人類が自然環境を完全に変えることはない
・人類は地球上で最上位の種だ
・水や土壌は無限にある
・大量生産と標準化が経済的進歩の鍵だ
・経済を底上げし社会的不公平をなくす一番の方法は、経済成長とGDP向上だ
新しいメンタルモデル
・得られる範囲のエネルギーで生活する
・全てをリサイクル・再生可能にする
・未来の子孫に借りを返す
・我々は自然の一部である
・自然の恩恵は、地球を大切にする者にもたらされる
・多様性を尊重し、コミュニティを築く
・世界はみな同じのボートに乗る1つの共同体である
この対比をみていると、安倍政権は工業化時代のメンタルモデルから全く抜け切れていないようです。新しい現実を拒否するアナクロ政権と言えるでしょう。経済政策が全く効かなかった理由の根本的な原因はこの点にあるかもしれません。

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