2016年6月23日木曜日

CIとミッションの関係性?

今月のWIREDの特集でいい会社、ビジネスとミッションは両立できる! B-Corp、鎌倉投信などが取り上げられています。
その中で、UBICも取り上げられています。実はこの会社、VCで売上1億円以下で投資して大儲けとなりました。当時は、防衛省出身の社長さんで、業務は、データーフォレンジック業務で訴訟関係に限定されていました。現在はAIカンパニーに進化した感じです。リタリコと組んで自殺予防のサービスも展開しようとしています。
ここ数年の業績を見ると、昔は利益率が非常に高かったのですが、現在は売上は拡大したものの利益率は非常に低くなっています。買収の影響でしょうか?
この会社のプレゼンを見ても、それほどのAIの実力は正直感じられません。
さて、今回の記事で面白かったのは、CIを導入して会社が変わりつつあるという話でした。
事業名をVDSからKIBIT(キビット)に変更したところ、非常に伝わりやすくなったので、ついでに企業名も2016年7月1日付で変更するそうです。
CIも意味はあるとは思いますが、ベンチャー企業の場合は、むしろミッションの方が重要でないかと思います。
ミッション、そこから派生する現在の製品サービス、将来の目指すべき製品サービス展開、それを伝えやすくするロゴやシンボル、オブジェクトとしてのCI。ミッションからCIが出るのであって、CIからミッションは生まれませんから。

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