2016年6月6日月曜日

ESGは優れていても財務パフォーマンスが低調な企業の例は?


今回のカンファレンスのテーマは財務パフォーマンスESGパフォーマンスをいかに企業は両立できるか、である。投資家のESG投資が成功するためには、企業側がこの両立に成功する必要がある。

図はCSR活動、ESG活動に積極的であるが、財務パフォーマンスが劣り、株価がアンダーパフォームしている企業群である。

三菱ケミカルさんはKAITEKIシスなど独自3軸の評価指標を導入しているが、ROEが低く株価パフォーマンスも悪い。この部分が改善しないと小林会長の理論的な説明も説得力が薄い。

キリンさんも震災復興で大胆にお金を出しているが、それが本業、お酒事業の後ろめたさのエクスキューズならば資本市場は評価しないのは自明の理だろう。

ベネッセはデータ流出の不祥事という特殊事情もあったが、ビジネスモデルが古くなっているのも事実。子供チャレンジの獲得、勧誘、維持が機械的すぎる面があり、共感を得られていない。お客を継続させるのが自分たちの収益の手段化しすぎている。根本的なところでボタンを掛け違えると、大企業でも一気に地盤沈下する例である。

武田薬品工業もCSR先進企業ではあるが、ガバナンスにおける問題点、財務パフォーマンスも冴えない。

ソニーも、元OBがここが悪い、経営のここを変えろという大合唱が起こっている。プロジェクトでクラウドファンデングで調達するなど良い芽も出てきているとは思う。ヤフーに行ってもソニーの元技術者が腐るほどいる。過去に技術者が経営に見切りをつけて大量フライトがあったのは事実。
LIXILは社長が交代。monotaroの瀬戸さんが社長になるので、私はむしろ今後に期待している。ベンチャー時代から存じているが、瀬戸社長の大胆にリアルオプション価値を実現する経営手法には感銘を受けた。

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