2016年6月22日水曜日

Trucostの価値はESGアナリストの価値?

SIRの熊沢です。お元気ですか?
先日、ブルームバーグのESG投資カンファレンスで、ドミ二の山口絵里さんに話してもらいました。
山口さんは、来月からニューヨーク州退職年金基金(New York State Common Retirement Fund)のCorporate Governance Officerとして、気候変動のリスク管理やESGの統合に従事するそうです。引き続き、ESGとインパクト投資は今後もアセットオーナー側から取り組み、日本に何らかの形で貢献したいと思っておりますのでよろしくお願いします、とご連絡いただきました。
ESG投資関連のアナリストは米国でも希少で流動性がとても高いようですね。
また、自然評価のリーデイングカンパニーであるTrucostが身売りの話が出ています。ここには自然資本関係の評価アナリストはたくさんいるので、その人材価値、知的資本価値を、おそらく金融資本系の会社が高く評価して買収するでしょう。このタイミングで売却というのが会社の売りということではグッドタイミングでしょう。現在のESGアナリストの希少性がTrucostの買収価格をつり上げるからです。
まだ、日本にはこのような流れは生まれてませんね。

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