ユーグレナ(2931)は出雲社長が大学時代にバングラデシュに行き、栄養失調という社会問題を解決するために設立した会社である。
そういう意味では、社会課題が会社を生み出し、その社会的なインパクトが会社の成長をけん引してきた。
上場企業でも本業とは別のCSRという形で社会課題の解決を図る会社(キリンさん?)と、ユーグレナ、伊藤園のように本業で社会課題の解決と事業性を両立する会社がある。
このソーシャルインパクトは企業価値を高める上でどう貢献しているのか?
以下は、ユーグレナが上場する際に示した、「成長可能性に関する説明資料」にソーシャルインパクト・リサーチ社がコンサルの際に加筆したものである。
この図を見ると、次の社会課題の解決に取り組む事業展開力、事業のリアルオプションがユーグレナの企業価値の源泉であることが明快に示されている
ソーシャルインパクトのリアルオプション価値こそが自社の企業価値なのである。これは、ソーシャルインパクトが投資家にもたらす新しい投資機会と言えるだろう。
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