5月13日に「ESGの観点から見た価値創造と資本市場」というテーマでシンポジウムが開かれます。正直、この学会は存じ上げませんでしたが、
学会の創立10周年記念シンポジウムにこのテーマを持ってきたという点が興味深いですね。
10年前にはこのテーマで学会は存在しなかったでしょうし、現在でもこれが中心テーマの学会も存在しませんから。
この分野にお詳しい野村総研の堀江氏の講演とパネルデイスカッションという構成になっています。
この手の講演でいつも不満に思うのは、例えば非財務情報が株価にどういう影響があるかは検証する必要があるというコメントがよく聞かれますが、そうであれば実際に計測して結果を示してと言いたくなります。因果関係のモデル特定はすごく難しいですが、KPIでテーマを絞って相関関係を計測することは可能です。私もいつもそれをデータで計測・検証してますから。データの検証なくして進歩なし。実務家はデータを検証してなんぼというところがありますから。
というわけで、なかなか楽しみなシンポジウムですので、ご興味ある方はよろしくお願いします。
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