昨日は、証券会社主催のセミナーで講演しました。データに基づかないESG投資は必ず失敗するというテーマでした。
終わった後で、参加者から、講演テーマに対する根拠が希薄では、、、と話しかけられました。
自分の返答は、データ解析の結果によって大きく意思決定が変わるでしょうということです。
例えば、財務とESGのマトリクスによって、セクターによって、両立セグメントが超過リターンに結びつているかどうかはかなり明確な傾向が見られます。ですから、あるセクターをESG要因をどれくらい考慮すべきかどうかがこの情報を知っているかどうかで変わります。
また、パラメターの軸と水準も変更できるので、予想ROEがいいのか、ROEの改善率がいいいおか、ROEが8%の水準がいいのか、それとも5%がいいのかもわかります。
その情報を知っていたのと、知らなかったので投資行動が変わるかどうかが情報の価値です。
自分自身、この情報で投資行動が大きく変わるので、ESG投資の投資パフォーマンスを誰かと競うとして、自分はこの情報があればほぼ勝てる自信があります。
特に、ESG投資は良い会社、CSR先進企業への投資をイメージしますが、そのイメージ投資はデータ解析からは投資パフォーマンスにつながっていないことが実証されています。
「データ解析に基づかないESG投資は必ず失敗する。データ解析に基づくESG投資は新しい投資機会と超過リターンを得る」というのはメインコンセプトです。
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