伊藤レポートによって、ROEが8%以上であるかどうかが株式市場にとって、重要な指標となった。
実際に、TOPIX銘柄において、ROE8%以上、それ未満で超過リターンに顕著な差が生じている。
しかしながら次の問題はその達成の方法である。
次の実験として、研究開発費を削って達成した場合とそうで無い場合で超過リターンにどういう変化が起こるかを実験してみた。
この実験では、
ROE8%を達成し、かつ研究開発費を減少されたケースの方(平均32.8%)が、研究開発費を増やしたケース(15.8%)よりも、超過リターンが大きく上回っていた。
株式市場はズルしてROE8%を達成した企業の評価は甘いようだ。
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