HBRでロバート・エクレス氏がESGパフォーマンス「持続可能な指標」という論文 (2013.9)を出している。この中で、パフォーマンス・フロンティアという図表で、3000社の計量分析の結果、大きなイノベーションがない限りはこの両立が難しいと結論づけている。
そもそもが財務パフォーマンスとESGパフォーマンスはトレードオフがあるという前提に立つと、
企業に残された戦略は、
①最も重要なESG要因、すなわち株主価値の創出にインパクトのある要因を戦略的に重視すること
①最も重要なESG要因、すなわち株主価値の創出にインパクトのある要因を戦略的に重視すること
かつ
②そのテーマに関して、製品、プロセス、ビジネスモデルにおいて大きなイノベーションを実現することが求められる。
次の問いは、そのためにどういうコンピタンスが必要とされるのか?、どいう戦略が有効なのか?
ESG要因は短期的な数字の開示になりがちだが、両立を考えると、より長期的なイノベーション戦略になっていかざるを得ない。
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