社会課題の解決をテーマにした事業を行う企業のIPOが目立ってきている。しかも、資金調達額は大型化している。
例えば、最近IPOした、障がい者の就労支援を手がけるLITALCO(6187)や首都圏を中心に保育所を運営するグローバルグループ(6187)。
LITALICOの資金吸収額は15億円と小さくないが初値は公募価格を8割超えた。また、グローバルグループは公募で36億円調達したが、初値は公募価格を6割上回った。
以前はVCも、このような政策依存、税金に依存する会社への投資、およびIPOには消極的な向きもあった。
しかしながら、社会課題は深刻化する一方で、ある意味で、民間向けビジネスよりも確実に需要が増えることが見込まれるわけで、投資家としても社会課題の解決を目指す企業に積極的な投資スタンスに転じている。
社会課題の解決を目指す企業が資本市場を利用することで、ある意味で、社会課題の解決に価値づけ、値段が付く点は興味深い。
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