SIRの熊沢です。
日経の揺れる企業統治など、ガバナンス関連の話が多いですが、
私から見ると、原因をはきちがえているので、処方箋も間違っています。(笑)
キャッシー松井さんは業績連動報酬で改革促せ
慶応の池尾教授は議論は入り口、道のり長く
慶応の池尾教授は議論は入り口、道のり長く
うーーーん。
企業の収益性が低い、ROEが低い→その原因は経営陣がサボっているせいだ→監視等のガバナンスの改革へ
いえいえ、経営陣はサボっているわけではなくて、これまでのビジネスの常識や慣習、社内のしがらみから新しい発想で社内を改革できないだけです。
一言で言うと、ビジンスモデルが時代に合わなくなったケースが大半です。
私は、ガバナンスの議論でこれまで一度もビジネスモデル、イノベーションという言葉に出会ったことがありません。
使う用語が狭いと議論が狭いですし、発想が貧弱になります。
任天堂にビジネスモデル変革の兆しがあり、株価が棒上げとなっています。岩田社長がお亡くなりになり、新しい社長が新しいビジネスモデルを展開しやすくなりました。
古いビジネスモデルが新しいモデルに転換して時代にマッチしたら、投資リターンは年率40%を軽く超えるでしょう。投資家はいろいろなことから学びましょう。
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