SIRの熊沢です。
GPIFのESG指数の公募を始めていますが、
このテーマで社内で色々議論すると、既に、指数化にするという発想自体が古い、という意見が主流でした(笑)。
GPIFのESG指数の公募を始めていますが、
このテーマで社内で色々議論すると、既に、指数化にするという発想自体が古い、という意見が主流でした(笑)。
指数化作成のプロセスは、
過去のデータでスクリーニング基準を設ける⇨その基準を満たす企業を選択⇨過去のパフォーマンスは市場平均をアウトパフォームするという手順になると思うんですが、
過去のデータでスクリーニング基準を設ける⇨その基準を満たす企業を選択⇨過去のパフォーマンスは市場平均をアウトパフォームするという手順になると思うんですが、
ESGのような投資家にとって多様な要素があるものを1つの指数(価値基準、ウエートにする)ことの矛盾
また、過去の実績でアウトアフォームしても、それは将来のアウトパフォーマンスを全然保証しない
指数って単に目印に過ぎないんですけど、
本当の目的は、投資家が各自のESG選好に基づいて投資でき超過リターンを得ることができるようになること、もしくはその検討ができるようになること
の目的であれば、指数化する必要は全くないし実は弊害の方が大きい。
今は、ビッグデータの時代ですし、我々はデータ解析屋でもあるので、この不毛な指数作成には汲みせずに、独自路線を突っ走りたいと思います。GPIFに、日本の投資家に、指数化って本当は全然必要なかったんだとわかってもらうアルゴリズムを開発します(笑)
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