SIRの熊沢です。
昨日は、アニュアルレポート、統合報告書の制作会社の若手の方々と意見交換させて頂きました。4歳の子供と一緒に行ったので雰囲気が良かったです(笑)
昨日は、アニュアルレポート、統合報告書の制作会社の若手の方々と意見交換させて頂きました。4歳の子供と一緒に行ったので雰囲気が良かったです(笑)
私が疑問に思っているのは、統合報告書は日本企業に何をもたらしたのか? ということです。ここ数年、統合報告書の発行が急増してますが、統合報告書の制作は企業に統合思考、何か経営効果を果たしてもたらしているのか? というものです。
制作会社さんは、評価できる統合報告として、丸井グループさんと資生堂さんを挙げていただきました。
丸井グループさんは、「CO-CREATION 共創経営レポート2015」を出されています。このレポート説明会も開催されており、ビジネスモデル図も入って、だいぶ質が高いものとなっています。
ただし、私が言いたいのは、
KPIで数字で示すことも重要ですが、企業はKPIの集合ではないです。KPIとともに、情報の結合性(connectivity)もさらに重要です。それがないと、あと、重要なのはコンテクストです。
KPIで数字で示すことも重要ですが、企業はKPIの集合ではないです。KPIとともに、情報の結合性(connectivity)もさらに重要です。それがないと、あと、重要なのはコンテクストです。
そもそも、その情報がKPI、重要であることは、その数字自体からではなく、情報のつながり(モデル)とコンテクストから生まれてくるからです。
この2つが不十分だと、納得ある経営ストーリーを投資家に語ることができません。
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